ワン・オン・ワン(1 ON 1)の際に愚痴が出てきたらどうすれば良いか…
世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法 の著者 ピョートル・フェリクス・グジバチ 氏によると
「建設的な言葉づかい」で「愚痴を要望にして言い返す」方法です。
メンバーが話を全然聞いてくれないんですよね…
そうなんですか、大変ですね…
よくある愚痴ですが、上記のように返す(聞き流す)人が多いのではないでしょうか?
あるいは、
こうすれば良いのでは? (解決策を提示する)
あるいは、
頑張って!!
などと伝える(励ます)こともあるのではないでしょうか。
では、 「建設的な要望として返す」とは、こんな言い方になります。
「○○さんは、メンバーにもっと話を聞いてもらいたいんですね?」 とか、
「話を聞いてもらえたら、何かが変わるんですね」という風に
相手のマイナスの表現をプラスの表現に言い換えて聞き返します。
そうすることで、次のアクションに移ることができます。
この例でいえば、 「話を聞いてもらうには、どうすればいいか…」
に進むことができます。
その際に注意すべきは、
責めたり問い詰めるような言い方にならないようにすることです。
相手が感情的になっている時ほど、
話が終わってから、 一呼吸置いて話し始めるくらいでちょうど良いようです。
ゆっくりと明るい声で話してみて下さい。
「愚痴」をどう捉えるかは、 また次回に…
参照:世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法 ピョートル・フェリクス・グジバチ著 朝日新聞出版