「共感」 感情レベルのつながり… とは?
マネージャーとメンバーの感情的なつながりは、心理学で言うところの「ラポール」(和やかな心の通い合った状態)
=お互いにまるで「心の架け橋」がかかっている状態が理想です。
相手との共感度合を高める方法として、いくつかの方法が良く言われています。
例えば… ・話すスピードを合わせる ・声のトーンを合わせる ・言葉遣いを合わせる ・話題を合わせる ・動きを合わせる といったペーシングやミラーリングと呼ばれる心理学の手法です。
ただ、これを相手に気づかれずに自然に行うのは難しいので勧めることは出来ません。
世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法の著者、ピョートル・フェリクス・グジバチ氏によると
共感するための「ワーク」は、 極めてシンプルで効果的です。
それは、 お互いに目を見つめること… 4分ほど見続けるだけでお互いに感情レベルでつながれるのです。
これは、 脳内の「ミラーニューロン」 → 目の前にいる他の個体の行動を見ることで自分自身も同じ行動を取っているかのように反応する神経細胞の働きにによるものです。
ここから分かることは、 「ちゃんと相手の目を見て話すことの重要性」です。
マネージャーがメンバーの共感を得るためにはどうすればいいか…?
メンバーとの ワン・オン・ワン の時に、 ちゃんと相手の目を見て話すということを実践すれば良いのです…。
次回は、 「思考の多様性」が生み出すものは…?
参照:世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法 ピョートル・フェリクス・グジバチ著 朝日新聞出版